FGノットさん!お待たせしました!(笑)
エギを購入する時、皆さんは「自分が探してる色があれば即買い」ですか?
私は、その時、その店にある同色同型の商品を全て見比べ、一番状態の良い物を買います。見比べるのは、やはりフックを見ます。あと羽、背中の模様(スギ目など)が曲がっていないかチェックします。
自分の実戦データの上ですが、2段になっているフックの外側の方が、…説明難しいので、写真で載せます。「針の根元とケツがツライチ!」がGoodです。羽はアオリイカが好む「真っ直ぐユックリとフォールさせる」為に必要です。ですから、羽の量や向きが左右均等にしっかり付いているか必ずチェックして下さい。ちなみにエギング中に「片方の羽が取れた」って場合はもう片方も手でちぎって下さい。「片方の羽が少し抜けた」って場合は、もう片方を同じくらい抜いて下さい。羽は、あくまでもバランスを取りながらユックリとフォールさせる為の物であって、アピールするものではありません。片方が残り変なフォール姿勢になるくらいなら、ちぎった方が良いのです。背中の模様はエギの全体のバランスを見ます。羽やフックでも分かるように、同じメーカーでもバラバラであり、当たりハズレがあるわけです。背中の模様がセンターを通ってない場合、左右均等になっていない可能性大です。これは一概には言えませんけどね。実際に海中でアクションさせれば一目瞭然
。バランスの悪いハズレエギは、おかしな動きします。
次にエギの使い分けを紹介します。「何故同じ色で下地が微妙に違うエギを沢山バカみたいに持ってるの?」等の疑問は解決すると思います。
※あくまでも自分の実戦データにより出した答えですので、ご了承ください。
1、サイズ大→小
私の場合、おもに大きい4.0〜4.5寸といったエギはアピールに使うのが、メインです。「デカいエギをダートさせる等して広範囲にアピールし、アオリイカの活性を上げ、寄せる」これが一般的ですが、もう1つ。「デカいエギでアピールし、そのエギに対して若干警戒して手を出せないアオリイカを想定して同色の一回り小さいエギを後からキャストし、このサイズなら…と安心させて抱かせる」。アジの群れなんか見ると大小ありますよね?あれに見立てた感じです。「食べたい気持ちにさせ、食べやすいのを送り込む」コレです!ですから、アジ等のナチュラルカラーや、自分の中での鉄板カラーは4.0寸と3.5寸の2つあると良いですね。
2、月夜
月夜は最高ですよね。夕マズメを過ぎても、捕食する気マンマンのアオリイカが多数回遊していますから。何故か?月の光が海中に差し込みシルエット効果がうまれるからです。前にも言いましたよね?そこで活躍するのが、マッキーカスタム餌木です!まぁ、要するにマジックで、黒く塗るんです(笑)
バカにしましたか?月夜に何回も、一人勝ちしたことありますよ〜。アオリイカは、月夜はシルエットで餌を探す…アオリイカの目には白黒で見えている…つまりこの場合白黒をハッキリさせた方がアピールに繋がるのです。オススメは写真にあるクリックス・ピンク・ゴールドのマッキーカスタムです。下地のゴールドを塗らないように押さえつけず、外側の布だけ撫でるようにサッと塗って下さいね。
3、カラー、下地の変更
これは結構重要です。
例えば、「ピンク・下地ゴールド」のエギでアタリがあった!ここでパニックアクションをすれば、おおかた乗りますが、その後アタリが無くエギ回収となった場合、アオリイカは「背中のピンク」か「下地のゴールド」に反応したと思って良いです。だいたいが、背中の色に反応している時が多いので、同型の背中同色で「ピンク・レッド」や「ピンク・マーブル」なんかを投げて下さい。それでダメなら、下地と判断し「オレンジ・ゴールド」なんかを投げても良いかと思います。
またアオリイカは数匹〜数十匹の群れで居ます。警戒心の強い集団だと、奴らは頭が良いので、仲間が釣られた同じエギには乗りません。そこで、背中の色や下地を変更すれば、集団を全員逮捕出来るわけです。
潮の状態でも変わります。潮が澄んでいる朝マズメなんかは背中が「青や緑、紫」が有効です。潮が濁っている時は、下地が赤やマーブルなんかが良いです。何故かとゆうと太陽の光が差し込まない→ゴールドを使っても反射せずアピール効果無し→光の力を借りず、下地の自力でアピールする→赤やマーブル!となるわけです。ただし、海面のみ濁ってる時は一概には言えません。
4、海藻
アオリイカはワカメ等の海藻の中に居たり、上を回遊し、海藻等に付いている魚を狙ったりします。キャストして根掛かりでワカメが付いてきた時、そこに海藻のような色のエギを投げると、アオリイカからは最初「エギとワカメが同化して見えている」為、エギの存在に気付かず、何もない状態だと思っています。しかし、アクションを加えると「ん!?ワカメや思ってたのに何か動いたな!?」と興味本意で近づいてきてアタックしてきます。写真のダートマックス↑ヤバいです。カナリ実績あります!だから前回登場したダートマックス・ピンク・ストライプ・ゴールドとコイツは未だに外せない、頼れる存在です。騙されたと思って使ってみてください。
5、小魚
「魚もいなけりゃ、イカもいねぇ」て事もないですが。あ…「魚がいたのに居なくなった」はチャンスですよ!魚が散る→フィッシュヒーターが現れた→アオリイカかもしれません。
話は戻りますが、私の場合ポイントに着いたら、まず潮の状態やストラクチャーと共に海中の小魚を探します。朝マズメなんかは、特にアジやイワシが回遊する時間帯でもあるので、よく見て下さい。皆さんも群れで堤防沿いを泳いでいるのを、見たことないですか?
その瞬間が、まさに「じあい」チャンスタイムです!
捕食時間で活性の上がりきってるアオリイカが、その群れを追いかけて一緒に接岸、回遊するのです。ですから例えば「イワシが回ってきたらイワシカラー」を使用し、「群れから外れてしまったテンパってるイワシ」をイメージしてアクションするんです。
…のりますよ(笑)
今回は以上で〜す!
また思い出したら書きます
では(*/ω\*)